こんにちは。
今まで、自分はいろいろな目標を立ててきた。
「こんな人間になりたい」
「こんな趣味をもって、人生をより面白くしたい」
数々の理想を掲げて、実際に目標を達成しようとあがいてきた。
でも、出だし好調でも、しばらくするとやめてしまっていた。
「飽きっぽい」人間の特徴である。
なので、何も達成できていない。
「習慣化」という手段
何かしらの目標を達成するのに、
「物事の習慣化」
というのが非常に有効であるということは、いろんなビジネス本を読んで知ってる。
習慣にすることで、タスクを無意識のうちに仕上げてしまおう。
当然無意識でやっているので、普段だったら苦痛に感じてしまうことも、苦痛に感じずにできてしまう。
そんなメリットがある。
懐かしい記事。
『GRIT』という流行りの本を読んで、なんとか目標達成のために継続する力を身に着けようとした時期もあった。
たしかに、その記事にあるように500円玉貯金は今でも続いている。写真にある貯金箱はすでに2つ目が満杯になろうとしている。
500円玉貯金がうまくいっている理由
さて、ほかの習慣化はことごとく失敗して、この500円玉貯金は成功しているのだろうか?
いつかの理由が考えられる。
- 「財布からその日に出てきた500円玉を貯金箱に入れるだけ」という簡易性
- 全財産ではないし、高額でもない。逆にワンコインというお手軽な金額なので、これならばと貯金しやすい。一方、早々に結構な額が貯まる。
- 貯金箱の中は見えていない。なので、どれくらい貯まったのかということについては意識しなくていい。
- 「これだけ貯めなくてはいけない」というプレッシャーはない。使い道も決まっていない。
ざっとこれくらいだろうか。
簡易性が大切
まず大事なこととして「簡易性」が挙げられる。
・手順が簡単
・時間がかからない
・場所を選ばない
これが、この3つのポイントがそろっていることが大事。
たいていの場合、できない言い訳に
「今、時間がないから。忙しいから。」
「今日は道具をもってきていないから。」
というようなものがある。
つまり、この3つのポイントが満たされていれば、これらの言い訳を
言うことができない。というか、言う必要がない。
目標が小さい
つまりハードルが低いのである。
これが1回1000円だったらどうだろうか?
やはり、明日以降の財布のやりくりを考えて躊躇してしまう。
そこで躊躇した瞬間に、習慣が壊れてしまう可能性がある。
逆に100円とかでもいいのであるが、やはり目標を達成する上での速効を考えると、500円玉がちょうどいいのであろう。
現状をあえて把握しない
物事を数値化して現状を把握することは、大切なこと。
でも、自分の場合はその数値を知ってしまったことで、今まで「甘え」がでてしまったことが何度かある。
「今日は体重がこれだけ減っていたから、夜は少し食事をぜいたくにしていいかな」
「昨日まで連続100日ブログ更新したんだから、今日くらい休んでもいいよね」
そんな感じ。
そんで、そこからダラダラと、ダメ人間街道を突っ走ることになる。
だから、自分の場合は現状を把握できない、いくら貯まったかわからないような状態がいいのだろう。
敢えて具体的な目標設定をしない
目標を明らかに設定してしまうと、そのハードルがすごく高かったときに、跳ぶ前からあきらめてしまいそう。
「いくら貯めよう」
「貯まったら、○○に使おう」
とか考えていると、
「やっぱ無理だ」とか思ってしまう。
やはり、そこは習慣化ゆえに、「無意識のうちにお金がこれだけ貯まっていました」と
なるべきなのだろう。
邪魔が入らない
そして最後に挙げられるのは、この習慣を邪魔するものがないということ。
これが結構大事。
ダイエットなんかの場合では、
飲み会に誘われたり、体調が悪かったりと、さまざまな邪魔が入る可能性がある。
そのために、それまで順調に進んでいたことが、全部ぶち壊されることもあった。
しかし、500円玉貯金の場合は、誰が妨害しようとするのだろうか?
そんなやつはいない。
財布に500円玉がなければ、貯金できない、それだけである。別に無理にでも、お札をくずして500円玉を作る必要はない。
まとめ
まとめると
- 簡単(手順、時間、場所)
- 目標が大きすぎず小さすぎず、速効性
- 秘密主義
- 目標の不透明性
- 邪魔がない
さて、これから目標を立てなおすべく、これらを念頭においてやってみようと思う。
そういえば、昔車が壊れたときに、仕方がなく自転車で通勤していたことがあった。
このとき、3か月ぶりに体重計に載ったら、5kg近くやせていたことがあった。
この場合も、
・自転車という簡単な移動手段
・自転車で片道20分程度の距離だったので、それほど大変でなかった
・しばらく体重計がなかったので、3か月間は体重知らず
・別にダイエットのために自転車に乗ったわけではない
・バスや電車通勤できる場所ではなく、自転車で通うしかなかった
先に挙げた5つの項目を満たしているではないか。
というわけで、まずはやってみよう!
あまり深く項目を意識しても、なかなかはかどらないと思うので、やり始めてから少しずつ変えていけばいいのである。
以上たーさんでした。終わりです。